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2007年10月22日

●起業家から経営者へ

本日お伺いしたお客様のところでは、起業家から経営者への分岐のお話が出ました。このお客様は起業してから3年がたち、スタッフも増え、そろそろ起業家視点に加え経営者の視点が必要になってきていると感じました。

これはパッと切り替わるもんでもなく、人によっては知らないうちに切り替わっている事さえあります。場合によっては起業家視点が長く続く場合もありますし、ある程度それで乗り切ってしまう人もいるでしょう。でも、会社を経営していく、存続させて行くという目的を考えた時に、起業家視点だけではいつか壁にぶち当たります。


特に人を使う状態になった場合には経営者的視点は不可欠です。…だからといってドライになれと言う事ではありませんよ。ただ突っ走るだけでなく、長期的視野と大局的視野を持つ事が大切だと言う事です。

戦略と戦術は経営の両輪ですが、経営者的視点にはこの双方が必要になります。長期的な目標と言い換えてもいいかもしれません。最終的にたどり着く場所の明確化と、そこに至るまでの手段の確立ですね。経理者にはこれが必要になります。

そしてスタッフとのビジョンの共有も大切になります。クレドの浸透と言うか、要は経営者の想いをスタッフと共有できるかどうかですが、これはスタッフが育つかどうかの肝にもなります。

人により時期は異なりますが、ビジネスを展開していくと起業家から経営者へ転身する時が必ず来ます。その時になって困らないように、起業家の時から経営者的視点は持つようにするといいですね。





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