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2009年05月08日

●規格外の思考

ノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎氏が、東京大学の入学式に祝辞を寄せたそうです。その内容は…「学校の成績と社会に出てからの成功度は別物。人はボルトやナットのような規格品であってはつまらない」というものだったそうです。これ、激しく頷きます。

人は1人としてまったく同じ人はいません。十人十色なんです。だから人は面白いんです。なので、うちの息子も枠の中に収まるような人でなく、枠からはみ出すような人になって欲しいのですがはたしてどうなる事か…。


でも枠からはみ出すって言うのも、単なる自分勝手ではいけません。枠に収まる必要性を理解した上で、はみ出して欲しいのです。だから、南部氏の言葉も「あー、じゃあ学校の勉強なんてしなくていいんだ」と思って欲しくはないんですよね。やるべき事はきちんとやった上ではみ出して欲しいんです。なかなか難しい事ですけどね。

学校の勉強が社会に出てから役立つとは決して言いません。でもこれはベースなのです。ベースがあって初めて、その先を見据える事が出来ます。ベースも構築できない人がその先に進めるはずはありません。それは単なる「逃げ」になってしまうからです。

又、学校で学ぶのは勉強だけではありません。集団行動に協調性、忍耐や思いやりの心、仲間意識や上下関係なんかも学びます。いや、逆に言えば学校では勉強以外の事を積極的に学んで欲しいんですよね。そこでしか、その時しか学べないものがきっとあるはずですから。

社会に出た時に決まりきった行動しかできない人では面白くありません。なので、規格内の事をしっかりとこなしつつ、規格外の思考も無くさないようにしていきたいですね。





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