●恕（じょ）と仁（じん）
先日の平本社長がビジネスの参考にしている1冊の本があるらしいです。それはなんと孔子の「論語」だそうで、本ブログのタイトルに論語を引用している事もあり、妙なつながりに嬉しくなりました。
まぁビジネス界では論語をビジネスに応用している人って多いんですけどね。孔子の言葉には様々な本質が隠されている事が多いですから…。
その論語を語る時にはずせない言葉として、「恕（じょ）」というものがあります。これは簡単に言えば「他人を思いやる心」です。「自分がされたくない事は他人にもしない」という事が「恕（じょ）」の精神です。でもね「恕（じょ）」の本当の意味を理解している人がはたして何人いる事か…。（もちろん僕も理解できていません。）
「恕（じょ）」って「仁（じん）」と似てるんです。「仁（じん）」は簡単に言うと「他者を慈しみ愛する」事ですが、どちらも他者の幸せを願うという共通点があります。
まぁ結局は全て「愛」に通ずるのかなとも思いますが、この「恕（じょ）」の本質を見抜く事が、きっと論語の終点なんだろうなと思います。そのためにはもっと大きな視点を養わなければいけないですし、もっと大きな愛を持てるキャパシティを身につける必要もあります。「恕（じょ）」を理解するにはまだまだ修行が必要です。
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