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2009年10月13日

●手紙

いまさらですが、樋口了一の歌う「手紙」を聴きました。自分の状況とオーバーラップして涙をこらえるので精一杯でした。最近はオリコンでも上位に上がってきているようですが、たくさんの人に聞いてもらいたい歌だと思います。(YouTubeでも聴けます。)

この歌は差出人不明のポルトガル語で書かれた一通のメールを曲にしたものです。「老い」を歌った曲ですが、以前から介護関係の仕事についている人の間では話題になっていました。この曲を聴いて「自分の仕事を見つめ直した」という介護士の方も多いようです。


この曲を聴くと、やはり人生は繰り返しであり、順番なんだと思います。子が親になり、以前親にしてもらった事を子にしていく…親から与えられた愛を子にも与えていく。そうやって考えるとやはり「愛」は連鎖であり輪廻なんだと思います。

もちろん、与えられた愛は新たに誰かに与えるだけでなく、与えられた人にも返していくべきです。特に自分が親になると、今まで自分の親が与えてくれた愛の大きさに気付きます。しかもこれは無償の愛なんです。

「親孝行したい時に親はなし」という言葉もありますし、無くしてから気付いたのでは遅すぎます。親から与えられた大きな愛を、返せる相手のいるうちに返していきたいと思います。そして願わくば、最後の日まで笑って暮らす事が出来れば…。





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