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2010年02月18日

●スタンスの違い

FolksWorksは非常に変わった会社でして、創業当時から営業を一切していません。ホームページからの集客と口コミだけで行列が出来ています。もっと変わっているのは、実際にお客様に対応する時も一切売り込まないんです。場合によっては「やめた方がいいですよ」とアドバイスする事もあります。

それは結局スタンスの違いだと思うんですね。営業的な立ち位置じゃなく、お客様の立ち位置でモノゴトを判断しているんです。その結果、それがお客様のためにならない、必要ないと判断したら、率直にそのまま伝えます。例え自分たちの仕事にならなくてもです。

これは何も偽善ではなくて、その方が自分たちにとっても都合がいいのです。何故かといいますと、FolksWorksの最終的な目的は「ホームページを作る事」ではなくて、そのホームページを使って「売り上げを上げてもらう」事だからです。なので、まだ時期尚早と判断したり、無理しているようであれば、なるべく止める方向に持っていかせます。


だいたいそういうケースというのは「ホームページを作る事」が目的になっていたり、「ホームページさえあればなんとかなる」と過剰な期待をしているケースが多いんです。でも、そういう姿勢では上がるべき反応も上がりません。だからこそFolksWorksでは一歩引いて、本当にその人に必要かどうかを判断しているのですが、どうもそれが「売り込まない」という事につながっているようです。

…ただ、世の営業マンの基本ってこれだと思うんですよね。自分の利益ばかりを思っていては売れるものも売れません。何故ならばお客様は敏感に「売り込み臭」を感じ取るからです。そしてそれは信頼感の下落と警戒心の上昇につながります。

お客様の立場に立ったサービスというのはよくありますが、お客様の立場に立った営業というのも大切です。「売る」事を目的にせず「お客様の幸せ」を目的にすると、お客様との接し方も変わります。営業は「売っておしまい」ではないという事を肝に銘じておく必要があります。





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