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2010年05月14日

●子育てと会社経営

子育てで大事なのは「しつけ」です。しつけをしっかりする事で「強い意志」が育ちます。逆に甘やかして育てると意志の弱い子になってしまいます。

しつけで大切な事は「褒める」事ですが、これはテクニック的な要素です。本質的な要素は別にあります。…それは「自分自身が率先して見本を見せなくてはいけない」という事です。


自分に厳しく接し、自らを律し、自分自身の行動をもってお手本を見せてあげるのが大切なんです。自分に甘い人が子供をしつける事なんて出来ません。何故なら説得力がないからです。例えば、いつも「靴を揃えなさい」としつけようとしても、自分自身が脱ぎっぱなしの状態では説得力がありません。「大人だからいい」なんて事は有り得ないのです。

子供をしつける前に、自分自身に対して厳しくしなければいけないんです。そうすれば、その姿を見て自然と子供は育つのです。親は子の鏡であり、子は親の鏡なんです。

そしてこれは会社も同じです。トップが自分に厳しくなければ、部下も居心地のいい空間で甘んじようとします。トップが率先して見本を示さなければ、部下も自ら行動しようとはしません。トップの役割のひとつには「背中を見せる」って事も含まれているのです。

しっかりと行動している人の言葉には、誰もが耳を傾けてくれます。しっかりと実践している人の言葉には、納得して理解してくれるんです。重みが違うんですよね。

社員と言うのは、会社にとっての子供も同然です。自分の子供を育てるように、社員にも自分の行動を見せていく事が大切ですね。





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