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2010年07月02日

●ウェブワーディング

ホームページは基本的に情報の塊ですから、読みやすい文章=理解されやすい文章を書かなくてはいけません。昔から言われているのは「小学校4年生でも理解できるような文章を」というものですが、まぁ一番大事なのが「ライティングバランス」ですね。読みやすくするような「レイアウト」や「段落切り」「見出し」「強調表現」などがこれに当てはまります。要は可読性です。

ただバランスだけでもダメで、いくら読みやすくなっても内容が理解されなければ意味はないのです。そこで必要になってくるのが「ウェブワーディング」というものです。


「ウェブワーディング」とは、もっと文章を細分化して「一文や単語そのもの」に焦点を当てたものです。ノウハウ的なもので言うと「句読点を入れすぎない」とか「漢字やカタカナを連続させない」とか色々あります。まぁ文章を書く上で基礎的なものですね。

弊社では「ライティングバランス」にも「ウェブワーディング」にも気を遣って文章を作成していますが、お客様から頂いた文章をリライティングする時に注意している点が3点ほどあります。それは…

1.略語を多用しない
漢字を連続させないというのとも被るんですが、最近は複数の漢字をひっつけて表現するものが多くなってきたように感じます。でも助詞や助動詞をしっかり使った方がわかりやすい表現になります。
例:重要書籍購入時 → 重要な書籍を購入する時に

2.「の」を繰り返さない
実は意外と多いんです。「の」を繰り返して一文にしてしまっている文章…。そういうのは別の言葉に置き換えたりして、なるべく「の」の繰り返しを無くした方が読みやすくなります。「の」の使用は一文中にできれば1個、最大でも2個くらいの使用にするといいでしょう。
ダメな例:期間限定のオリジナルの低価格のサービス

3.形容詞を繰り返さない
まぁ上記と一緒の事なんですが、形容詞も複数つないでしまう事って多いんですよね。形容詞と言っていますが形容動詞や副詞なんかもそうです。これらはくっつけやすいんですが、これらもなるべく分離して(場合によっては2文に分け)わかりやすくした方がいいです。
ダメな例:光り輝く滑らかでキメ細かいすばらしい肌

ホームページで最初に避けるべきは「読みにくい文章」ですが、「わかりにくい文章」というのも避けなくてはいけません。せっかく読んでもらっても理解されなければ意味はないのです。ワンクリックで違うページに行ってしまうWEBの世界だからこそ、一字一句に力を込めてわかりやすい文章を作っていきたいですね。





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