トップ >> 経営者に必要な事 >> 「見る」こと

2012年03月09日

●「見る」こと

先日の新聞に野口健さんがオーサー・ビジットした時の記事が載っていました。(オーサー・ビジットとは、専門家が学校を訪問し、得意分野を活かした教育をする事です。)

その中で「見る事はどういう事か?」という野口さんの問いかけがあり、子ども達からは「考える事」「感じる事」「記憶に叩き込む事」など色々な意見が出たようですが、野口さんはこれに明確な答えを出しました。

見る事とは「知る」事であり、それと同時に「背負う」事だと…。


確かに野口さんはエベレストの現状を見て、それをどうにかしようと清掃登山をはじめました。見たからこそ、背負ったんですね。これは大切な事だと思います。

見るだけなら誰でも出来ます。何かを見て感じたり考えたりする事も出来るでしょう。ただ、背負う事はなかなか出来ません。正面から向き合うって事は、かなりの覚悟が無ければ出来ないからです。

でも何か1つだけでもいいので、真剣に向き合えるものがあるといいと思うんですよね。惰性で生きている人生に意味はありませんから、何か一つだけでも「背負える」ものがあると、きっとそれ以後の人生が変わってくるはずです。

見る事も経験、知る事も経験、感じる事も経験です。でも「背負う」事を経験すると、きっともう一段上のステージに昇れると思います。





この情報は役に立ちましたか?  

お役に立ちましたら「はい」をクリックしてランキングへのご協力をお願いします。


<< 前の記事(褒叱) 次の記事(忘れない)>>

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.folksworks.com/blog.folksworks.com/mt/mt-tb.cgi/2227

コメント

背負い過ぎて大変なことになってます(笑)

確かにa3oさんは「背負って」ますよね。a3oさんはしっかりと人生を「生きて」いると思いますので、今度はゆっくりと経営的なお話もお伺いしたいです。

コメントする