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2014年01月31日

●染まると見えない

小保方晴子さんが素晴らしい発見をしましたね。なんか再生医療の未来が一気に明るくなったような気がします。これをきっかけにして爆発的に研究が進んで行く事を期待します。

小保方晴子さんの何がすごいって、常識に捉われない着眼点だと思うんですね。30歳という若さも良かったんでしょうけど、業界に「染まりきっていない」のが良かったんじゃないかと。


どんな業界でもそうですがその業界に長くいる(染まってしまう)と、その業界の視点でしかモノゴトが見られなくなります。当たり前の視点でしかモノゴトを考えられなくなるんです。でも慣例とか常識とかに捉われている限り、世紀の大発見なんてできるわけがありません。何故ならばそういうものは常識の範囲外にいるからです。

今回の件も、最初ネイチャー紙から「何百年にもわたる細胞生物学の歴史を愚弄している」と論文を突き返されたそうですが、いかにこの発見が定説を覆すものであったかがうかがい知れます。常識を塗り替える発見を、常識外のところから見つけてきたんですね。

このように「染まってしまうと見えない」ものってどこにでもあります。だからこそ染まらない事も必要だし、たまには外の世界から俯瞰的にモノゴトを眺めてみる事も必要です。固定観念を捨てて何でも受け入れてみると、ちょっとは「見える」ものが変わるんじゃないかと思います。





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