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2014年02月24日

●それぞれの役割

スマホがこれだけ普及してきてもまだまだ世の中はPCベースなので、なかなかスマホ専用サイトを立ち上げる会社は少ないです。レスポンシブルwebデザインを使って同じサイトの見せ方だけ変えたり、そこまでいかなくてもPCサイトをスマホサイトと共用している事も多いのではないでしょうか?

でもスマホサイトにはスマホサイトの、PCサイトにはPCサイトの役割というものがあります。そもそもが見ている時の「意欲度」が違うわけですから、それぞれがそこを考慮した作りになっていなくてはいけません。


スマホでサイトを見ている場合というのは、だいたいが「暇つぶし」であったり「ぼんやりと眺めているだけ」だったり、スキマ時間での利用が多いんですね。「購入や問い合わせを具体的に検討している」段階じゃない場合がほとんどなんです。

あと、スマホサイトの場合はクレジット決済に抵抗がある場合が多いですね…スマホだとセキュリティが甘く感じちゃうんでしょうか?あ、フォーム入力のわずらわしさっていうのは当然あるでしょうね。いずれにしても、スマホサイトで目星を付けておいて、購入や問い合わせはパソコンで…という人も多いみたいです。

だからもしスマホサイトとPCサイトを分けるのであれば、スマホサイトではとにかく情報提供に特化したり、オファーの形態を変えたりすると効果的です。クロージングはPCサイトでやればいいですし、PCサイトと同じだけの情報量をスマホサイトに載せる必要性もありません。(少なすぎる情報量ではダメですけどね。)

今後は専用のスマホサイトを立ち上げるところも増えてくるかもしれませんが、PCと同じ感覚で作ってしまってはいけません。ターゲットユーザーの行動をしっかりと理解して、それぞれのデバイスで「何が求められているか」も考えるようにするといいと思います。





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