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2005年10月05日

●ポータルサイトとSEO

日経新聞に主なポータルサイトの利用者数が載ってました。

1位 Yahoo!JAPAN 3261万3000人
2位 MSN      1935万8000人
3位 Infoseek   1610万5000人
4位 goo      1461万人
5位 livedoor   1391万6000人
6位 Google    1227万4000人
7位 excite    1018万5000人
※ 8月の過程の利用者数(ネットレイティングス調べ)

これはそのまま信用できる数字ではありません。なぜならば調査会社や調査方法によりごろっと変わるからです。でもある程度の指標には出来ます。1位Yahoo2位MSNなんてのは納得も出来ますし…。

livedoor頑張ってますね。これも堀江社長の体を張った広告活動効果でしょう。ポータルとして急成長を成し遂げています。

でも、SEO対策でよく名前の出てくるGoogleは6位です。なんで???と思った人もいるのではないでしょうか?6位のGoogle対策をするのならば3位のInfoseek対策をした方がいいんじゃない?って。


答えは簡単。Googleはアルゴリズムの提携先が多いんです。自社で検索のアルゴリズムを持っているところは少ないです。それこそ大手の中の大手くらいしかやってないでしょう。(YahooやMSNは自社の検索エンジンを使っています。)

上の表で言うと、Infoseek、goo、livedoor、excite…全てロボット検索はGoogleと提携しています。つまりGoogleを制すればこれらのサイトも制する事になるんです。しかもGoogleの提携先はこれだけではありません。もっとたくさんあります。

Google対策が未だに重要なのはお分かり頂けたでしょうか?

ただ、最近のGoogle対策は厄介です。第4の要素が加味されたからです。それは「時間」という概念。特に新参サイトは半年くらい苦しめられます。これは期限切れのドメインを買うくらいしか対策のしようがありません…。

そしてもうひとつ、普通はあまり関係無いと思いますが、独自ドメインで複数サイトを運営している場合には注意しなければいけない点があります。

…それは「1つのサイトでもペナルティを食わないようにしなければいけない」という事。

独自ドメインを取得するとWhois情報と言うのが公開されるんですが、実はGoogleはWhois情報も見ています。つまり、ある1つのサイトがペナルティを食らってデータベースから削除されたら、同じWhois情報のサイトも削除されるという事です。

代理公開の場合は未調査ですが、まぁ代理公開はグレーゾーンなんでしょうね。だって、代理公開しているサイトなんて沢山あるし、そのうちの一つがペナルティを食らっただけで他のサイトまで影響を受けていてはとんでもない事になりますよ。

又、もし代理公開でもペナルティを食らってしまうんだったら、ライバルと同じドメイン取得会社でドメインを取得して、同じように代理公開して、自分のサイトは捨てサイトとしてすっげー悪い事をして、ライバルのサイトにペナルティを…って事も可能になってしまいます。

その辺の視点で考えるとおそらく代理公開は大丈夫なんでしょうが、はっきりしないのでグレーゾーンです。

SEOは他にも注意しなければいけない点が沢山あります。少なくともSEOスパムにはならないように注意しましょう。





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