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2006年06月15日

●スパムメール対策

ここのところ特にスパムメールが増えてきたと思いませんか?これには色々な原因があります。スパム送信の踏み台とされる「ゾンビPC」と呼ばれる乗っ取られマシンが急増している事。(個人の危機管理意識の低さですね…。)業者のメールアドレス収集が活発になってきた事。メールアドレスを流出させるウイルスが蔓延してきた事。スパム対抗勢力の敗北宣言等々…色々な事が積み重なって、ここ最近のスパムメール増加になっている模様です。

通常、スパムメールというものはスパムリストに基づいて送りつけられます。そして一度スパムリストに載ってしまったら、リストから削除する手はありません。メールアドレスを変えるしか方法はないのです。

ではスパムリストってどのようにメールアドレスを収集しているのでしょうか?その方法は色々ありますが、一番多いのはWEB上をスパムロボットに徘徊させて自動収集させる方法です。なので、当然ホームページに載せるメールアドレスも、収集されないように「スパム対策」を施しておく必要があります。

当然、当社でも対策は施してありますが完全なる方法は存在しません。なぜならば結局スパム業者とのいたちごっこに過ぎませんし、その時点で最善と思われる対策も次の瞬間には過去のものになっている可能性が高いからです。そして、自己防衛だけではいかんともしがたい現実もあります。


いくら100%の自己防衛をした所で、あなたとメールのやり取りをしているお客様や取引先…ここがウイルスの感染して、メールアドレスが流出したらオシマイなんですよね…。自己防衛だけでは防ぎきれないのも現実なんです。

では、他にどのような方法でスパムリストは構築されるかと言いますと、先に述べた2つ(ホームページをロボットが自動的に巡回し公開されているアドレスを収集する、ウィルス=ワームを流行させPC内にあるアドレスを流出させる)の他に、

・何かの取引に使ったアドレスが悪用される。
・スパムメールにより取得(再取得)する。
・アドレスを推測する。

などがあります。(他にも色々ありますが、多くはこの5つです。)

何かの取引に使ったアドレスが悪用されるというのは、オークションなどで使用したアドレスを、悪意のある取引者が故意に流出させると言うものです。(1アドレスいくらかで売れるので…。)これはhotmailなどの捨てアドレスで対応するしかありません。

スパムメールにより取得(再取得)するというのは要注意。スパムメールでよく「不要の場合はここへ送信不要の連絡を」とかありますよね?こういうのも絶対に送ってはいけません。

スパムリストには不特定多数のメールアドレスが載っています。今現在も使われているアドレス、もう使われていないアドレス、推測されるアドレス…なんでもかんでもです。そこで、何かアクションがあると使われているアドレスと判断されて、又新しいスパムリストに追加されていくんですね。つまり新しいリストを作るためのワナなんです。(実際に解除される事はありませんので、このようなスパムメールは無視して、解除しようなどとアクションを起こしてはいけません。)


法であれ、ソフトであれ、ハードであれ、よほど画期的な事が起きない限り、スパムメールが無くなる事はおそらく無いでしょう。それまではできる限りの対策をしてスパムリストに拾われないようにする事が大切です。





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