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2007年07月12日

●WEBTOPという概念

ソースネクストがWEBで使える無料オフィスソフトの提供を開始する模様です。更新料無料のセキュリティソフトもそうですが、ソースネクストは常に新しい試みをしているので好きな会社です。やはり従来の概念を変えていかないと大きな成長はできません。

新しいものを手に入れるためには古いものを捨てる必要があります。それは古いアイデアもそう、習慣も慣習もそれに捉われてはいけません。それらはいつか過去の遺産に成り得ます。

ソースネクストが提案している新しい概念がウェブトップ(WEBTOP)。要はWindowsのデスクトップ(DESKTOP)をWEB上で実現しようと言うものです。まぁGoogleとか他企業も既に進めている構想なんですけどね…。


WEBメールは今現在既に実現できています。オフィスソフトもWEB化が進んできました。きっと今後、他のソフトのWEB化も一気に進む事でしょう。そうなればソフトベースでの購入やインストールが不要になる他、へたすると社員個別のパソコンさえいらなくなる時代が来るのではないでしょうか?共有のパソコンを使って個別のWEBスペースに保存する時代がすぐそこに来ているのかもしれません。

確かにこれは便利です。外出先や出張先でも会社のオフィスと同じ環境で仕事ができますし、へたすればネットカフェでさえ仕事ができてしまいます。「オフィス」という概念が変わりつつあるのかもしれませんね。今後は、仕事ができる場所=オフィスになっていくのでしょう。会社側の経費削減にもなるしね。

まぁかといって、SOHO化が進むと言えばそうとも言えないでしょう。何故ならば会社は結局「人」だからです。じかに顔を付き合わせて打ち合わせしないと難しい事もあるし、同じ画面を見ながら身振り手振りを沿えて話し合いをする事もあるでしょう。社員数が多ければ多いほどこの傾向は顕著だと思います。電話やメールでの意思伝達って難しいですしね…。

会社は「人」がいなくては成り立ちません。そこが「密」でなければどんなプロジェクトもうまくいきません。なんでもかんでもWEBで完結といかないところに、「人」としての面白みがあると思います。





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