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2008年06月14日

●蛍

先日、父が「近くにいいホタルのスポットがある」と言うので、一家総出で蛍鑑賞に行ってきました。家から歩いて15分くらいのところだそうです。え?そんな近くに蛍がいるの?

昔はそれこそ家の近くでも飛んでいたのですが、最近は見なくなりました。それだけ自然破壊が進んでいると言う事なのでしょう。蛍は環境に敏感だといいますからね…。


父に道案内されて大きな通りから田んぼの脇道を山の方へ…あたりは真っ暗で、とても一人で歩く気にはなりません。しばらく歩くと暗闇の中に光の点滅が…いるいる。最初は2、3匹でしたが、川に沿って歩くにつれどんどん数が増えていきます。

蛍そのうち一匹が息子の方へ飛んできました。息子は使い切ったサランラップの芯を持っていた(戦いごっこしながら歩いてきました)のですが、なんとその筒の中に蛍が…自然の懐中電灯の完成です。暗闇で見るせいかもしれませんが蛍の光って結構明るいですね。昔の人は蛍の光で本を読んだという話も理解できるような気がします。

久しぶりに蛍の乱舞…とまではいきませんが、近くで複数の蛍が舞っている幻想的な風景を見ました。まさか家の近くにこんないいスポットがあるとは!ちなみにその日は誰も他の人がいませんでした。まさに知る人ぞ知るスポットです。(というか誰も知らないかも?)

帰り道では一匹の蛍がまるで先導をするように僕らの前を飛んでいきます。不思議な事に息子の周りを離れません。妻の母(つまり僕の義母)は息子が生まれる前に亡くなってしまったのですが、きっと義母が息子の姿を見に来たのでは…と。なんだか感慨深い蛍鑑賞になりました。





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