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2009年02月27日

●モデリング

本日は大垣方面のお客様3件とお打ち合わせでした。その中の1件では「今まで進んできた道」の話になりました。今このお客様は自社の主たる軸を決め、迷い無く前進しているのですが、その軸を決める時には本当に迷われたそうです。

確かに、軸を決めると言うのはその後の会社の将来(方向性)を決める分岐点になりますので、大いに悩むと思います。周囲からも賛否両論色々言われたそうです。でも、このお客様は「モデリング」というものを判断材料にされました。要は「成功者の声を聞く」という事です。


周囲からは色々な意見が出ます。同業者の意見もあれば、素人の意見もある。家族の意見もあるでしょう。ライバル企業や異業種からのアドバイスもあります。でも、それの何が正しくて何が間違っているかなんて、その時点でわかるはずはありません。

人は基本的に自分の意見が一番正しいと思い込みます。それが正しいかどうかではなくて、その方のためになると思って伝えるのです。ただ、本気でその方の事を思って真剣にアドバイスをしていたとしても、それが的を得ているかどうかは別問題なのです。

特に同業種と異業種からの意見は本当に難しい…。同業だからこそ見える部分見えない部分っていうのがありますし、異業だからこそ見えるモノ見えないモノっていうのがあるからです。そういう時、ひとつ基準となるのが「成功者の意見」です。特に同業の成功者の声ですね。同業の成功者っていうのは、今から自分が歩もうとしている道を既に歩んだ方なのです。しかも、その過程でいろいろな事を経験している事でしょう。そして結果として成功しているのです。なので、これほど「モデリング」に適したものはありません。

自分が決めた道で成功したいと思ったら、その道で成功している人の意見を聞くのが一番近道です。その道を歩んでいない、又は成功していない人の意見は聞く必要ありません。確率の問題です。自分で結果を出している人と自分で結果を出していない人の、どちらの意見を聞いた方が結果を出せる確率が高まるか…おわかりですよね。

モデリングというのは基本的に自分がなりたい将来像をターゲットに選びます。間違った像をモデリングしないで下さいね。





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