●下を見る必要性
勉強でも仕事でも、たいていにおいて他人と比較してしまいがちです。比較自体は悪い事ではありません。でも、自分より下の人と比較して優越感に浸っていてはいけません。常に自分より上の人と比較する必要があります。
下を見て満足するんではなく、常に上を見て努力するって事ですね。下を見てしまうと安心してしまうんです。それでは向上心がうせてしまいますし、そこには成長がありません。
でも下を見なければならない時というのも存在するのです。（何が上で何が下という議論は置いておくとして。）
例えば、この地球には自分より苛酷な環境で生きている人もたくさん居るはずです。自分より恵まれない人も居るでしょうし、自分より報われない人も居るでしょう。日々の食料に事欠く人も居れば、砲弾に怯える日々を過ごしている人だって居ます。
そのような人々に思いを馳せると、今の自分がいかに幸せな環境かがわかります。結局「足るを知る」事が大事なんですよね。今の幸せというものを実感すべきです。
基本的に人の欲求は果てしないものです。欲を無くすためには今の自分の幸せをかみ締める必要があります。そして、そのためには下を見なければいけない場合もあるでしょう。でも、自分の成長のためには決して下を見てはいけません。下を見るべき時と見てはいけない時をきっちりと見極める事が大切です。
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