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2010年04月19日

●睡眠時間以外の時間

今日は起業家の方にとって少し耳が痛いかもしれない話を…一時期世間を騒がしたホリエモンですが、最近ブログでこんな記事を書いていました。

起業してほぼ確実に成功する方法

まぁホリエモンの言う事なので、素直に受け入れられる人も受け入れられない人もいると思いますが、それでも堀江貴文という人は0から創業した起業家であり、あそこまでライブドアを大きくした立役者なわけです。まぁその手法(特に大きくなってから)には問題があったかもしれないけど、それでも創業〜資本が集まるまでのある程度の成長期間っていうのは起業家に参考になると思うんですよね。

で、そのホリエモンが起業前の心構えとして4つの大切な事を述べています。それは…「利益率の高い商売」「在庫を持たない商売」「定期的に一定額の収入が入ってくる商売」「資本ゼロあるいは小資本で始められる商売」であるという事。この4つの条件を満たす商売をすれば、ほぼ確実にうまくいくそうです。


当然と言えば当然ですね。在庫が無くて利益率が高いというのは事業をする上で間違いなく有利ですし、継続収入が重要なのは僕自身も「収益モデル」という記事で書いています。資本に関しても、どんなビジネスでも初期投資は抑えるべきだと思いますしね。

…ただ、これら4つのポイントを抑えても成功できない人がいるそうです。まぁそりゃそうでしょう。結局はその人のヤル気によるわけですし、これらのポイントが絶対条件なわけでもありません。別にこのポイントを抑えなくても成功する人は成功しますし、逆にこのポイントにこだわっても成功するとは限らないわけです。(成功する確率は間違いなく高まると思いますけどね。)

で、冒頭のホリエモンに戻るのですが、ホリエモン曰くこの4つのポイントを抑えても成功できない人っていうのは、「睡眠時間以外のほぼ全てを仕事に使っていない」という事らしいです。これ思わず納得してしまいました。何故ならば僕自身も起業後3年ほどその状態だったからです。365日休み無し、食事と睡眠時間以外は仕事…と家族に迷惑をかけまくっていました。(過労で倒れた事もあります。)

でもね、「本気」なら意気込みとしてこれぐらいやらないとダメだと思うんですよね。本気なら「苦」にもなりません。何故なら明確な目標がありますし、着実に近づいている事を実感できるからです。実際僕も「苦」ではありませんでした…というか、その状態が当たり前のように思ってました。

起業家というのは敷かれたレールを歩んでいない時点で、道を外れているわけです。そういう意味でも人と同じ事をやっていてはダメなんです。事業が軌道に乗るまでの間だけでも、他の人が休んでいる時に働ける人じゃなければ起業の道は歩けません。起業の道は甘くないんです。

起業する事は簡単ですが、その中で成功する人は一握りです。特に事業を軌道に乗せるまでというのは死に物狂いです。数年間我武者羅に頑張る覚悟を持てなければ、起業は諦めた方がいいと思います。


PS.今でもサラリーマンって楽だったなー…と思います。戻りたくはないですけどね。^_^;





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