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2011年08月01日

●師は一人

先日、息子の夏休みの宿題を夫婦で見ていたのですが、パパとママとでは教え方(というか視点)が違うんですよね。言っている事は両方とも正しいのですが、教え方が違うんです。で、息子は「どっちの言う事を聞いていいかわからない…」と。確かにそりゃそうだ。

こういったものはアプローチを一本化した方が、理解が早いです。アプローチを変えるのは、1つ方法を確立した後の方がいいんです。


誰かに何かを学ぶ場合、基本的には「守・破・離」ですから、まずは師のやり方を真似なくてはいけません。いつかは「破」して「離」しなくてはいけませんし、その場合には又違ったアプローチも必要とはなりますが、それはきちんと「守」できてからの話なのです。

だから「守」の段階では、これと決めた1つの方法に習って「守」すべきなのです。「守」の段階では、師(方法論)は一人であるべきなんです。

だいたいにおいて方法論っていうのは、アプローチが異なるだけで言っている事自体は正しいものが多いです。(だから迷いの元になるんですけどね…。)だからこそ、自分の中で習うべきものを「これ」と決め、師と仰ぎ参考にする方法を1本に絞るべきです。

一番いけないのは、色々な教えをかじって振り回される事です。「守」の段階では1つの道を信じて歩く事…それが上達のための近道です。





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