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2006年03月23日

●煽りの必要性

本日は土岐のお客様と打ち合わせ。その時にマーケティングの話になりました。このお客様はマーケティングもよく勉強されていて、神田さんのエモーショナルマーケティングやワクワク系と呼ばれるマーケティング理論も勉強しています。

建設業界や情報業界で流行っている(といってももう廃れ気味ですが…)のが、平さんに代表される煽り系のマーケティングですね。これはセールスレターやセールスページで煽るだけ煽って購入させるという、いわば考える力を麻痺させるというか、買いたいという気持ちを異常に喚起させるものです。

この考え方は否定しませんし即効性は確かにあります。でも正統派とは言えないような気もします。


確かに即効性はあります。反応もいいです。でも長い間それで商売はできないような気がします。もちろんアフターフォロー等も関係してきますが、もっと地道に、人としての信頼性や企業としての信頼性を植えつけていった方が戦略的にも展開がききますし、長期的なビジネス展開が出来ます。

売り切りゴメンの商材やアフィリエイトなどならまだいいとして、地元で商売している場合や長いスパンで商売を考えている場合はもっと他のマーケティング手法を利用した方がいいでしょうね。

部分的に使うのはいいと思うんです。煽り系のマーケティングはフィルターの役割も果たしますから、より有効な見込み客の選別ができます。ただ全面的に煽っていくのはオススメできない…というか個人的にもあまり好みませんね。

一過性のビジネスとして展開するのか、長期的なビジネスを視野に入れているのか…これにより使うマーケティング手法も変わってきます。流行っているから即効性があるからという視点でマーケティング手法を選別するべきではありません。

有効なマーケティング手法でもやり方によっては自社の評判を落としかねない諸刃の剣です。自社にあった等身大のマーケティング手法を取り入れるようにしたいですね。





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コメント

こんにちは。
無限不動山と申します。
TBさせていただきました。
今後とも宜しく御願い致します。

無限不動山さん、こんにちは。こちらもTBさせて頂きました。勉強させてもらいます。

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