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2008年09月02日

●ラテンの血

アルピニストの野口健さんが言っていましたが、ヒマラヤのアタックでは各国の色が出るそうです。悪天候の中突っ込むのは命を捨てる覚悟を持たなくてはいけません。それでも入山できる期限が迫ってくると、「命を賭してもアタックしたい」と考える人がいても不思議ではありません。

韓国や中国などは国の威信をかけて来ているので、「まずアタックありき」なのだそうです。そこで命を落とそうとも、撤退=国に帰れないという事になるようです。日本人は「登るべきか撤退すべきか」というのを延々と議論しているそうです。イタリアやフランスなどは「じゃあ又来年ね」という感じで即撤退を決めるようです。


撤退判断を下すのは非常に難しい事だと思います。これはビジネスでも同じ。そういう意味ではラテン人というのは、一度引く事の大切を血で知っているんではないかと思います。何が一番大切かをわかっているんですね。

しかもこういったラテンの国の人々はワインやチーズなども持ってきてパーティ気分というか、どこでもその状況を楽しむ用意をして来るそうです。僕もラテン車に乗るようになってから、その気分がなんとなくわかるようになってきました。その場を楽しむというか、おおらかな心を持つというか…。

ラテンの血は人生を豊かにするような気がします。機会があれば是非その血に触れてみて下さい。きっと人生でもビジネスでも価値観が大きく変わると思います。





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